マッチプレビュー:チャンピオンズカップ決勝
#ベストメンバーで3シーズンの集大成、L・トラオレが前線で基点に、ウィルシャーやA・マヘルなど決めるべき選手がしっかり決める
前期リーグ4位でシーズン序盤にCCのプレーオフ。対戦相手はPSVで合計スコア2-2のアウェーゴール差で負けてELへ。
これだけのメンバーが揃っているのでグループリーグ、トーナメント共に力の差は歴然で順当な勝ち上がり。1回戦のリヨン、準決勝のトットナム戦はアウェーで苦戦したものの、ホーム戦は圧倒し、危なげなく決勝へ。
決勝の相手はバレンシア。
システムは4-5-1(4-1-4-1)で、スタメンはいつものベストメンバー。
序盤はバレンシアがボールをキープし、アーセナルが構えてカウンターの流れ。アーセナルは2度ほどカウンターを仕掛けるもバレンシアのDFにガードされる。
試合が動いたのは30分。バレンシアのCKでショートコーナーのボールをジェンキンソンがカットすると、そのまま駆け上がりウィルシャーへ浮き球のスルーパス。ウィルシャーのスピードに乗ったドリブルでペナルティエリアに侵入し、切り返してDFのマークを振り切って、斜め45度からのシュートで先制。
その数分後、バレンシアの流れるようなパスワークから、最後はA・コスタがミドルシュート。ゴール前にいたユルマズの足に当たるがこれが綺麗なトラップに。フリーのユルマズは落ち着いてグラウンダーのシュートを決める。これで同点。
41分、グアルダードのクロスからディエゴコスタがシュートを放つもGKウルライヒがしっかりセーブ。
後半に入り50分、アーセナルのパスワークから、L・トラオレが前線に駆け上がったA・マヘルへロブスルー。綺麗にトラップしたマヘルはDFの裏へ抜け出してフリーになり落ち着いてグラウンダーのシュート。これが入り2-1に。
その後もバレンシアのキープする時間は続くが、最後の所でアーセナルの堅守に阻まれ、また前半と比べるとパスミスも増えるようになる。67分、ウィルシャーがバックパスをカットすると、ウォルコットとラムジーがサイドで繋いで、L・トラオレの楔からサイドへ走り込んだラムジーへスルーパス。ラムジーのマイナスのグラウンダークロスをL・トラオレがダイレクトでシュートしてゴールスミに綺麗に決まる。これで3-1。
80分L・トラオレのスルーパスからA・マヘルが飛出し、ゴール前のラムジーへラストパス。絶好のシュートは飛び出したジエゴ・アウベスがスーパーセーブ。
アーセナルは83分に疲労した中盤に替えてフィルヘナ、レロイフェル、宮市を投入。
87分、中盤の混戦からバレンシアのパレホがボールを拾い、中央でフリーのディエゴ・アウベスがシュートするもこれはぎりぎり枠の外。
88分、ウルライヒのフィードをL・トラオレが頭で落とし、レロイ・フェルが拾ってキープし、サイドへ走り込んだウォルコットへスルーパス。がら空きの右サイドをドリブルで駆け上がり、マークが寄った瞬間に中央へ折り返し。フィルヘナが合わせてダメ押しゴール。4-1でアーセナルの勝利。MOMはL・トラオレ。
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[プレー動画] アーセナル3期目ヨーロッパリーグ決勝【FIFA13・キャリアモード】
試合後のデータとまとめ
バレンシア…支配率63%が示す通り、抜群のキープ力とパスワークでアーセナル翻弄するも、深い位置での繋ぎやドリブルに甘く、また最後の決定力に欠く。9本のシュートのうち枠内は2本。選手ではユルマズがパスワークの基点となり幸運なゴールを決める。サイドのグアルダードやボランチのA・コスタも悪くなかった。
アーセナル…支配率37%で中盤はバレンシアに支配されるもゴール前では確実な守備でボールを奪う。中盤ではウィルシャーが攻守に奔走。カウンターにはスピードがあり、A・マヘルは何度もDFラインを脅かす。前線で効いていたのは1トップのL・トラオレ。楔として前線でキープし、ロブスルーで何度もチャンスを演出、カウンターの基点となる。枠内シュートはシュート7本中5本で、決定力の差がそのまま結果に繋がった。
カウンターぎみの攻勢が多くバレンシアのマークが付きにくかった=決定率が上がったという要因も考えられます。支配率が五分五分だと逆に圧勝は無かったかも。




